塗料の1液型・2液型とは?その違いと特徴を紹介!

1液型・2液型塗料の違い

塗料には1液型・2液型と分類があるのですが、その2つの塗料にはそんな違いがあるのでしょうか。

今回はその違いや各特徴について紹介していきますので参考にしてください!

1液型と2液型の違い

アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素といった塗料は水性、弱溶剤、溶剤塗料と3つの種類にわかれています。弱溶剤と溶剤塗料は、水性と区別するために油性塗料と呼ばれることがあります。

さらに水性、油性塗料は1液型、2液型に分類されています。ちなみにコーキング材や下塗り用のシーラーも1液型、2液型に分類されています。

この2つの違いは、塗料が「1つの缶に入っている液体だけで塗料として使用できるか」「2つの液体を組み合わせて塗料としての機能を果たすか」によって型の分類がなされています。

1液型の特徴

1液型は紹介したように、1つの間だけでとしての機能を発揮するものになります。使用方法は、塗料の缶に水やシンナーを入れて混ぜて塗料として外壁に塗装していくことになります。

実際に塗装していくのに、塗料の材料同士を混ぜ合わせたりする必要がないので時間を取られずラクに塗装していくことができます。ただ1液型塗料は使用範囲が限られてしまっているので、1液型塗料を使用する際はあなたの外壁に使用可能か確認ししましょう。

1液型のメリット

1液型のメリットは以下の3点です。

  • 2液型に比べて料金が割安
  • 塗料を混ぜるのに時間がかからないのでラク
  • 混ぜた塗料が余ってしまっても、次の日に使用することができる

1液型塗料にはこのようなメリットが存在しています。1液型・2液型塗料の比較としてエスケー化研から出ている「1液マイルドシリコン」「クリーンマイルドシリコン」を比較例とします。1液型は費用が安いというメリットがあります。

1液型である1液マイルドシリコンは2000円/㎡なのに対し、2液型であるクリーンマイルドシリコンは2200円/㎡となっています。たった200円の違いかと感じるかもしれませんが、これは1㎡あたりの単価とですので塗装範囲全体で考えると金額に差が出ることになります。

1液型のデメリット

続いて1液型塗料のデメリットを挙げていきます。ここでは3点紹介していきます。

  • 2液型と比べ耐久性に劣る
  • 混合前は保管に気を使う必要がある
  • 使用用途が狭く限られている

1液型塗料は使用用途に限りがあるということですが、具体的には塗装可能な外壁素材に制限があるということです。先程例として紹介した塗料で使用範囲についてみていきます。

1液マイルドシリコン クリーンマイルドシリコン
1液型 2液型
塗装可能外壁
  • コンクリート
  • セメントモルタル
  • サイディングボード
  • 旧塗膜
  • コンクリート
  • セメントモルタル
  • サイディングボード
  • 旧塗膜
  • ALCパネル
  • スレート板
  • 押出成型セメント板
  • 鉄部
  • 亜鉛メッキ剛
  • アルミニウム
  • ステンレス

表をみてわかるように1液型塗料の塗装可能範囲は限られてしまっていることが分かります。

2液型の特徴

2液型は塗料缶は2つあり、塗料と硬化剤に分かれています。塗装をする直前に塗料と硬化剤を混ぜ合わせ、さらに水やシンナーをまぜることで初めて塗料として使用できるようになります。

2つの液体を混ぜ合わせることによって、効果反応を起こししっかり固まるので、強固な塗膜をつくることができます。それゆえ1液型の塗料より耐久性が長くなっています。

2液型のメリット

2液型のメリットとして以下の3つが挙げられます。

  • 耐久性が長く剥がれにくい
  • 混合前は保管が比較的ラクにおこなえる
  • 塗装可能範囲が広く使用しやすい

2液型の大きなメリットは1液型に比べて耐用年数が長いという点です。

塗料として使用するために硬化剤を混ぜ合わせて使用するのですが、これにより強固な塗膜を作り出すことができるので硬化反応型塗料とも呼ばれるとこがあります。

塗装業者の感覚では1液型に比べて「約3年ほど耐用年数が長いのでは」と言われています。2液型は高い密着性外壁にしっかりと密着し、強靭な塗膜を形成しているので紫外線や雨風に強く劣化しづらくなっています。

2液型のデメリット

2液型塗料のデメリットは以下の通りです。

  • 値段が高いので大量に使用すると大きな費用がかかってしまう
  • 塗料を混ぜた際にはすぐに使用しなければならない
  • 混ぜることに手間がかかる

2液型塗料は、缶を開け混ぜ始めた瞬間から固まり始めてしまいます。時間が経つにつれドロドロになっていき、数時間もすれば固まってしまいます。それゆえ、1液型塗料のように作り置きができないのでその日のうちに消化しなくてはなりません。塗料の使用が少し中断されるときも固まらないように混ぜ続けておく必要があります。反対に塗料が足りなくなってしまうと毎回作り直す必要があるので手間がかかってしまいます。

使用用途や予算によって使用する塗料を選ぶ

1液型と2液型の特徴を紹介してきましたが、結論どちらがいいということはなく自分に合った塗料を選ぶことが大切です。各塗料型のメリット・デメリットを確認し、現在の外壁状況を判断材料にしましょう。

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