外壁塗装では、コーキングが重要な役割を果たします。
今回は、コーキングとはなんなのか、どんな機能・役割があるのか紹介していきます!
もくじ
コーキングが持つ機能
コーキングとは、サッシやサイディングボードの隙間を埋めているゴムの樹脂のことです。
サッシの周りや窓の周りに、壁と窓をくっつけているゴムを見たことがありますよね?それのことをコーキングというのです。
以前は、コーキングではなくモルタルで隙間を埋めていたのですが、それでは工事に技術力が必要で時間がかかってしまうことや、寿命が短いことがアリ、ゴムの樹脂で隙間を埋めるようになりました。
柔らかい性質をもった樹脂が間に入ることで、固い素材同士が隣り合わせになることが
防げるので、長もちする窓やサッシにすることができるのです。お互いが傷つけあってしまうことを防ぐ効果があるのです。
コーキングの相場は、
コーキング(打ち替え) | 900~1200円/㎡ | |
---|---|---|
|
700~900円/㎡ |
となっています。
そのほか、外壁塗装工事の相場はこちらをご覧ください。
→外壁塗装の費用相場は?作業別の相場も紹介!
サッシやサイディングの隙間を埋める
窓やサッシ、サイディングを設置する場合、どうしても材料同士の間に隙間や溝ができてしまうのです。
この隙間や溝を埋めてあげないと、ここから水やごみが入り込んでしまい建物の内を劣化させてしまったり、サッシなどの寿命を短くしてしまいます。
雨水やごみから家を守るという点でもコーキングは必要なものなのです。
ひび割れ補修
すこしのひび(クラック)であれば、コーキングで補修することができます。
ひび(クラック)も、雨水やごみの入口になってしまうので、塞いでおく必要があるのです。塞がずにいつまでも放置してしまうと、先に記したように建物の内部構造やサイディングの劣化につながってしまいます。もしあなたの家のサッシ周りにひびが目立つようでしたらはやめに補修することをおすすめします。
また、現在ではゴム素材なので水をはじく性質があります。コーキングはヒビを埋めるだけではなく家の寿命を長くする効果があると覚えておいてください!
サッシやサイディングを長持ちさせる
サッシや窓、サイディング素材は固い性質をもっているのに対し、コーキングはゴムの性質をもっているのでクッションの役割を担うことができます。窓や斉井ディングボードの代わりに縮んだり伸びたりすることで、固い素材のはそんを防ぎ、長い寿命を保つことができるのです。
サッシや窓、サイディングボードなどを長持ちさせることも、コーキングの魅力です。
このように、コーキングは家をきれいに保つことに重要な役割があるのです。細かい作業だし、必要ないと思っていた方は思い直すようにしましょう。
また、コーキングは外壁だけでなく風呂場でも実力を発揮します。防水性があるためキッチンやお風呂場も使用することができます。水回りの防水性は大切です。さらに、防カビ剤も混ぜるときれいなまま長もちする水回りにする音が合できますよ。
コーキングは寿命が短い
コーキングの寿命は5~10年です。伸縮を繰り返していることはもちろん、紫外線に弱いので、時間が経つとポロポロ剥がれてしまうようになります。長い時間放置されていた輪ゴムがボロボロになるような感覚と同じです。
5~10年でコーキングをきれいに補修することをおすすめします。それ以上放置する場合は、コーキングの効果は発揮できていないと思いましょう。
寿命の見分け方
コーキングはどのような状態になったら寿命といえるのでしょう科。ここではその状態を紹介します。
- ひび割れ
- 剥がれ
- コーキングの痩せ
ひび割れ | コーキングに小さなヒビが目立つようになったら補修のサイン |
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剥がれ | コーキングが剥がれたり割れが目立つと補修のサイン |
コーキングの痩せ | 隙間を埋めていたコーキングが縮んで隙間が目立ってしまうと補修のサイン |
コーキングの寿命が来たら放置してはいけない
コーキング補修のサインに気づいていても、なんとなく放置してしまうことがあると思います。しかし、そのまま長い時間放置してしまうとそこから雨水やごみが内部に侵入してしまいます。こうなると外壁自体にも、内部の構造にも悪影響です。
外壁塗装は防水という意味が強いですら、その機能をさらに有効なものにすためにコーキングにも気を配りたいものです。
先にあげたコーキングの劣化症状を発見したら、なるべく早く補修するようにしましょう!
コーキングは家を守る
コーキングは外壁塗装工事全体で考えると小さな作業と思うかもしれませんが、工事の目的である防水にとても重要な役割を果たします。
外壁に塗った塗料でせっかく防水しているのに、コーキング部分から雨水や湿気が入ってしまっては効果半減では済みませんよね。
コーキングにも気を配ることで、家を長持ちさせることにつながりますので意識してみてください!