外壁のカラーシミュレーションサイトを実際に使って、おすすめ順に紹介していきます!
カラーシミュレーションは外壁の色を決めたり、イメージ作りをするのにとても役立ちます。そんなカラーシミュレーションを最大限に活用するために、この記事を参考にしてくださいね!
また、カラーシミュレーション使用の際の注意点も紹介しています。
4位:グッドホーム
△建物の種類は2つ!
選べる建物の形は洋風、和風の2種類のみで、ほかのカラーシミュレーションと比べて少ないです。
建物の種類が少ないので、自分の家の形に似ているという場合は少ないことが予想されます。多くの候補から、自宅に似ているモデルを使いたいという方はほかのカラーシミュレーションを使うといいでしょう。
◎色の種類が豊富!
ご覧のように、選べる色の種類はとても多いのが特徴です!
薄い色から濃い色まで、明るい色から暗い色まで幅広く選択できますよ!!
ほかのカラーシュミレーションは、色の種類が少なくイメージしづらいという点があるのですが、グッドホームは色が豊富です。より多くのカラーを試してイメージづくりしたいという方はぜひ利用してみてください!
△シミュレーションの完成図がイマイチ
試しに色を選んでシミュレーションしてみました!!
今回選んだのは、1階部分お色と2階部分の色、そして屋根の色です。
私は、一回が紺、2回が白、屋根は濃いグレーにしました!
完成形が楽しみですね…ということで公開!!!
…なんというか、べた塗なので完成のイメージとはかけ離れてしまいました(笑)
外壁の模様や影、光が反映されていないので、完成をイメージしづらいと思います。というかイメージしにくいです。
これではシミュレーションしたとはいえないかもしれませんね。ユーザーは満足できないかもしれません。
3位:ホームテック
〇選べる建物が6種類!
洋風建築4つと、和風建築2つが選択可能です。
自分の家の形に似ているモデルはなくても、イメージを膨らませるのであれば十分でしょう。
建物の種類によって、ツートーン、ワントーンなどデザインも分けられるので、自身の塗装イメージに合わせてカラーシミュレーションできますよ!
〇色の種類が豊富
ホームテックのカラーシミュレーションで使える色のラインナップです。
グッドホームに比べると少々少ない気がしますね。また、全体的に薄い色が主体となっているので、濃い色のイメージをしたいという方には向かないかもしれません。
画像の下方を見てわかるように、「New」と新しい色を追加しているようなので、これから選択できる色が増えるかもしれませんね!
△スクロールしないと全体像が見えない
外壁の色を選択すると、シミュレーション中の建物が見切れてしまいます…。
このように↓
使ってみた感想として、
「スクロールしないで全体像を確認したい」
というのが大きかったです!
なんというか、何回も画面上を行ったり来たりすると疲れますし、イメージがすぐ入ってこない感覚がありました。
「画面の表示サイズを小さくしろよ!」という意見も聞こえてきそうですが、
そうすると↓
このように、文字が小さくなり見にくくなってしまいます。また、カラーシミュレーションを細部まで確認できません。せっかくの外壁の模様が確認できないので、より実物に近いイメージができないと思います。
◎外壁の模様・太陽の光・影まで再現されている!
先ほどのグッドホームのカラーシミュレーションは、色を選ぶとべた塗りされてしまうので、外壁の模様はもちろん、太陽の光や影の具合が再現できていませんでした。
しかし、ホームテックのカラーシミュレーションでは、外壁の模様・太陽の光・影が再現されているので、より現実に近いシミュレーションをおこなうことができます。
文章で説明してもわかりにくいと思うので、画像で紹介します!
これがグッドホームのカラーシミュレーション↓
これがホームテックのカラーシミュレーション↓
この差は大きいですよね。
外壁のカラーシミュレーションは、「塗装後のイメージをするもの」ですから、より現実に近いイメージをできるものが良いですね。
◎実際の家をモデルにカラーシミュレーションできる
ここまで紹介してきた画像を見てわかるように、実際にある家をモデルにカラーシミュレーションを行うことができます。
外壁の模様もリアルに再現していますので、現実に近いイメージができますよ!
ほかのカラーシミュレーションではアニメーションという場合が多い中、実物にちかいシミュレーションをできるということでポイントは高いですよね!
ホームテックのカラーシミュレーションで遊んでみた!
「将来、自分の家を塗装するとしたら何色がいいかなぁ!」
なんて、ちょっとテンション高めで遊んでみました!
家のイメージを変えるって面白いですね。部屋を模様替えするときと同じ感覚です。時間を忘れて没頭しちゃう感覚です。
きっと皆さんも同じ感覚を経験したことあると思います(笑)
ということで本題です。
今回私がカラーシミュレーションした家のBeforeがこちら!
うーん。なんと言いますか、キレイですが特徴がなくて簡素な感じですね。
この家を私がカラーシミュレーションしてみた結果…!!!↓
どうですか?どうですか?
先ほどとは打って変わって、落ち着いた雰囲気を演出してみました。
存在感もあるし、高級感もある。けど落ち着いていて、周辺環境にもマッチしている。しかも、この色であれば汚れが目立ちません!
好みで色を選んだわけではないですよ!
「何年間もこの色で過ごすことになる」と考えて色を決めました。
このように外壁の色はいろんな要素から決めると良いですよ。好みだけで色を決めるとすぐに後悔してしまうかもしれません。
なかなかいい出来なのではないでしょうか。まぁ、色選んだだけなんですけどね(笑)
「色の良さがわからない」という方も、色で雰囲気がガラっと変わるのはわかっていただけたと思います。
外壁塗装をお考えの方は試してみるといいですよ!
2位:エスケー化研
まずはじめに、エスケー化研とは日本を代表する塗料メーカーです。
有名塗料メーカーが提供しているカラーシミュレーションサービスということで、勝手に期待値が上がってしまいますが、実際の使い心地・機能性はどうなのでしょうか!
実際に使ってレポートしていきます。
〇選択できる建物の種類は5種類!
ご覧のように、エスケー化研のカラーシミュレーションでは、5種類の建物の形から自分の家に近いものを選択することができます。
小さなアパートから一戸建てまで、種類が豊富なのが魅力ですね。
しかし、和風建築がないので注意してください。ご自宅が和風建築の方は、イメージしにくいかもしれません。
◎外壁の模様を選べる!
外壁の色は模様によって見え方が変わってきます。
なので、カラーシミュレーションでは細かい部分まで再現するのが難しいのです。しかし、エスケー化研のカラーシミュレーションは外壁の模様を選択できるので、より実物に近い形でイメージを作ることができます。
選択できる模様はこちらです↓
住宅の外壁によくある模様が選択可能になっています。この中に、自宅と同じような持湯があるのではないでしょうか。ちなみに、わたしの自宅の外壁に似た模様はありました。
「外壁の模様を新しくしたい!」という方にもうれしい機能ですね!
〇モデルハウスがキレイ
ここまで紹介してきたカラーシミュレーションのように、建物実物の画像を使用していませんが、画像がキレイなのでそこまで気になりません。
むしろ、実物を見て変な先入観が生まれるよりも、頭をまっさらにしてイメージ作りできるのでいいかもしれません。(わたしはアニメ派です)
なかなかきれいじゃないですか?これなら良いイメージ作りができそうです。
外壁の模様もしっかり見えていていいですよね!
〇塗装部分を細かく分けられる
この画像を見てわかるように、一つの建物に多くの色を選択することができます。
たとえばベランダの色を選択することもできるのです!
こんな風に!
ベランダだけ白くしてみました。
このように、細かく色分けできるので、自分イメージ通りにシミュレーションできると思います。
ちなみに、こんな風に窓枠や玄関の色を変えることもできます。
一つ前の画像と比較してもらえればわかると思うのですが、窓枠が茶色からシルバーになっています。
機能性の高いカラーシミュレーションと言えるでしょう。
△選択可能な色が地味系ばかり…
以上がエスケー化研のカラーシミュレーションで選択できる色一覧です。
いかがでしょうか。地味な色が多い印象にありますよね…(笑)
赤や青、緑系が良いという方にとっては、満足できないラインナップだと思います。
いろんな色でシュミレーションしたいという方は、ほかのカラーシミュレーションサービスを利用してみてください。
1位:小林塗装
◎選択できる建物の種類が豊富
ご覧のように、小林塗装のカラーシミュレーションでは12種類の建物の形から、自宅の形に近いモデルを選択できます。
和風建築~洋風建築までさまざまなので、きっとあなたの自宅に似ているモデルが見つかるでしょう。
〇色の種類が豊富
小林塗装のカラーシミュレーションは、選択できる色が豊富です。
赤や青、緑など原色系の色から、パステルカラーや暗めの色まで幅広く選択することができます。
色の幅が広いので、シミュレーションにで塗装の完成イメージをより鮮明にすることができます。
色を多く選択できるので、色に関するいろんなニーズに対応できるという点も評価ポイントになるのではないでしょうか。
◎塗装部分を細かく分けられる
色の種類を紹介した画像を見るとわかるように、塗装部分を細かく指定できるようになっています。
塗装部分を細かく指定してシミュレーションできるので、リアルなカラーイメージを膨らますことができます。
外壁は、1つの色のみで塗ってしまうと、特徴がなくまとまった外観になりません。関連性のある色や相性がいい色をいくつか使用して、まとまりのある良い外観にしましょう。
小林塗装のカラーシミュレーションでは、何回も色を組み合わせて試行錯誤できるので、塗装を検討中の方はぜひ参考に使用してみてください。
△外壁の模様が決められない
外壁は、模様も色の選択に関わってきます。
単純に、色とマッチしない模様もあるのです。
このように、小林塗装のカラーシミュレーションで使用する建物のモデルは模様がなく表面がまっさらです。
気にならないと言えばそうかもしれませんが、外壁の模様があるほうがよりリアルなイメージができるのも事実です。
エスケー化研のカラーシミュレーションのように、模様のパターンをいくつか選択できるとより良いカラーシミュレーションとなるでしょう。
しかし、小林塗装のカラーシミュレーションが一番リアルなイメージ作りができると思ったんで、1位にさせていただきました。
気になる方はぜひ使ってみてくださいね。
◎前後左右からイメージを確認できる
上記画像のように、選択したカラーで、前後左右からどのように見えるか確認することができます。
ほかのカラーシミュレーションにはないサービスですね!
そうめんからの見栄えが良くても、後ろの見栄えがイマイチだともったいないですよんね。「後ろからもイメージを確認したい!」というニーズに応えた機能を持ち合わせる小林塗装のカラーシミュレーション、素晴らしいと思います!
「カラーシミュレーションを信じすぎてはいけない」と言われていますが、このカラーシミュレーションなら完成イメージにより近いシミュレーションとすることができますね!
〇完成したシミュレーションを印刷できる
このように、完成したカラーシミュレーションをすぐに印刷できる昨日がついています。
「そんな機能つけなくても、ページごと印刷できるじゃん」
という意見もあるかもしれませんが、印刷機能を見やすく表示していることで、ユーザーへの親切心が垣間見れますよね。
カラーシミュレーションの利用者のことを考えているということで、これも良いポイントと言えますね!
小林塗装のカラーシミュレーションで遊んでみた!
どうでしょうか。テーマは「森の中のお屋敷」です。(笑)
背景にある森林に色がマッチしてなかなかいい感じなのでは、と思います。
住宅街などでは周辺環境から浮いてしまうかもしれません。
塗装の色を決める際、周辺環境と調和するかどうかも大切な要素となります。カラーシミュレーションを試す際は、自宅の周辺環境に合う色かどうか確認して下さいね!
カラーシミュレーション使用の注意点4つ!
外壁塗装前にカラーシミュミレーションを使用する方は多いと思います。
カラーシミュレーションは多いに利用してかまわないのですが、あまり信じすぎると実際に塗装した時に「あれ、なんかイメージと違う…」となってしまうことがあります。
後悔しないために、カラーシミュレーション使用の際の注意点を紹介していきます。
1:色見本は実際の見え方と異なる
カラーシミュレーションで選択した色は、実際の塗料の色と異なって見えることが多いです。
というのも、パソコンやスマホの画面の明るさや見え方には個体差があるからです。個人によって設定が違うかもしれませんし、外出先で見るか家で見るかでも色の見え方が変わってきます。
そのため、カラーシミュレーションで再現される色を信じすぎないよう注意しましょう!
あくまで、「参考にする」くらいがちょうどいいですよ!
カラーシミュレーションで良いイメージをもって、塗装業者に希望を伝えましょう。
カラーシミュレーションを信用しすぎるとあとで痛い目を見てしまいます。
2:外壁の材質によって見え方に差が生じる
外壁の材質によって、塗料の見え方が変わるので注意しましょう。
実際に塗装すると外壁の材質によって影ができる場合があります。そうなると、パソコンやスマホの画面を通してみているカラーシミュレーションの色は実際のものと違って見えます。
後悔しないために、カラーシミュレーションは正しく使用しましょう。あくまでイメージを膨らませるものです。
3:周辺環境との調和を考えるべき
カラーシミュレーションでは、自宅の周辺環境との調和までは判断できません。
カラーシミュレーション上で、良い色の選択ができたとしても、それが自宅の周辺環境にマッチするかはわかりませんよね。それゆえ、一生懸命悩んで選んだ色が、いざ塗装したら周辺からとても浮いてしまうこともあるのです。
塗装工事は安くないですから、色は慎重に選びましょう。
周辺環境から浮いた外壁色で何年間も過ごすのは正直苦痛です。「カラーシミュレーションを使用しなうほうがいい」とは言いません。利用の仕方を一度考えてから使用しましょう。
4:汚れたときのイメージができない
カラーシミュレーションで表示される完成予想図は、汚れのないきれいな状態です。
そのため、塗装後時間が経って外壁が汚れ始めたときのイメージができません。
たとえば、外壁を白にした場合、カラーシミュレーションではまっさらで純白の白いイメージが表示されます。
5年後…外壁は汚れ、黄ばんでしまったり黒くなってしまったり…。
カラーシミュレーションではそこまでイメージできないので、「外壁は汚れる」ことも頭に入れて色を選びましょう。
カラーシミュレーションはイメージをふくらますもの!
注意点で紹介したように、カラーシミュレーションは信用しすぎると危険です。
カラーシミュレーションは、あくまで「イメージを膨らませるもの」と認識しましょう。
外壁塗装において完成イメージを膨らますことは大切です。塗装業者にとっても、施工依頼者が完成イメージを明確にしていると工事がしやすくなります。
カラーシミュレーションをそのまま実現できると思わず、慎重な色選択を心がけましょう!