家の外壁がちょっと剥がれてきたなーとか、色を変えてみたいなーとか、そんなことを考えているそこのあなた!
業者に任せるかDIYするか悩んではいないですか?
安く済むのなら、DIYでやっちゃおうという人もいるのでは。でも、DIYはやったことがないし…というか、DIYで出来るの!?と思っている人もいるかもしれませんね。
今回は、DIYでやる場合と業者に任せる場合、どっちが良いのか比較していきたいと思います。
もくじ
外壁塗装DIYに必要なことは5つ
DIYで外壁塗装をするには、やるべきことがたくさんあります。
- 洗浄
- 塗料選び
- 養生
- 下地処理
- 足場づくり
ここでは、簡単に以上の5つを紹介します。
洗浄
一つ目は洗浄です。
外壁塗装を行うには、予め綺麗に汚れを落とすことが必要です。
外壁が汚れていても、上から塗料を塗ってしまえば見えなくなるから洗浄しなくていいという考えは、大きな間違いです。
なぜなら、汚れている状態で塗ってしまうと、すぐに剥がれてしまうから。
ブラシやスポンジを使って頑張って掃除するのも良いのですが、それだと大変だし、頑固な汚れは取れにくい。
そこで、家庭用高圧洗浄機を利用して、外壁洗浄を行うのも一つの方法です。
高い水圧で汚れを弾くので、ブラシでの洗浄よりはるかに綺麗に、簡単に、早く洗浄することが出来ます。
ただし、素人の方が高圧洗浄機を使うと、ちょっとした隙間から建物内に水を入れ込んでしまうこともあり、難しい作業ともいえるので、絶対使ったほうがいいとは言えないですが。
塗料選び
二つ目は塗料選びです。
塗料選びは非常に重要なポイントで、使う塗料により、見映えが随分と変わってきます。
また、「樹脂」によって耐久性が変わってくるので、塗料選びは慎重に行ったほうがいいでしょう。
安いからこの塗料という選び方ではなく、塗料の種類をきちんと見極めて選ぶことが大事です。
養生
三つ目は養生です。
窓や屋根といった、外壁塗装の際に塗料を付着させたくない部分を、ビニールやテープを使って覆います。
市販のガムテープや布でも代用できますが、仕上がりを良くするためにはマスカーと呼ばれる専用のシートを使うのがオススメです。
下地処理
四つ目は下地処理です。
ひび割れや劣化が起こっている部分に水が侵入することを防ぐために保護することを下地処理と言います。劣化した部分にシーリング材と呼ばれる物を塗って補修します。
また、隙間などを塞いでいる部分も劣化している場合は、コーディング材で補修します。
足場づくり
五つ目は足場づくりです。
足場自分の家を外壁塗装する場合、勝手が知った自宅だから、はしごでも十分に塗装できる、なんて勘違いしている方もいるのでは。
外壁塗装をする際には、プロの塗装屋でも必ず外部足場を設立したうえで、工事を行います。
更に、DIYの場合には、はしごで作業をすることに慣れておらず、転落してしまう事も考えられます。なので、必ず足場を設立して工事を行うことが必須です。
足場は、塗装屋に問い合わせると貸してくれることがあります。また、業者に依頼すると足場を作ってくれます。
ホームセンターから足場材を購入し、自ら組み立てるという方もいますが、ほとんどの場合、設立方法を誤ってしまい危険な状態になっていることが多くオススメはしません。
以上が外壁塗装をやる上で必要なことです。
思った以上に大変だなと思った人もいるのではないでしょうか?
では次に、外壁塗装にかかる費用を見ていきましょう。
DIYだと50万程安い!?
DIYで外壁塗装をするには、トータルで30万円から50万円程が相場です。
塗料、刷毛、ローラーなどの道具やその他各種用具など、購入するものはたくさんあります。
内訳は、足場設立費用が10万円後半程。塗料で10万円~20万円程。マスカー、シーリング材、ローラー、ヘルメット等で5万前後です。
業者に依頼すると、90万円から120万円程が相場と言われています。
DIYの作業期間は3ヶ月程
DIYだと最低でも3ヶ月はかかると言えます。
業者に任せた場合は、2週間から3週間程です。
外壁塗装の作業の流れとして、「洗浄」、「養生」、「下地処理」、「下塗り」、「中・上塗り」となります。
個人差はありますが、丸一日作業したとして全て終えるまで約30日間が目安です
平日に作業時間を取れる方は少ないと思うので、土日のみで作業することを考えると、3ヶ月間はみておくのが良いと思います。
天候や、急な予定でスケジュールが伸びることも考えられます。
DIYと業者に依頼するの、どっちがいい?
DIYのメリットは、
1.費用が安い
2.好きなように塗装できる
3.人が自宅に出入りしない
という点が挙げられます。
業者に依頼するメリットは、
1.工事期間が早く済む
2.労力がかからない
3.仕上がりが綺麗
という点が挙げられます。
どちらを選ぶのかは人それぞれなので、とにかく安く仕上げたいという人はDIYするのがいいのではと思いますし、それほど手間をかけたくないというのであれば業者に任せるのがいいのかなと思います。