外壁塗装の中間マージンとは?仕組みや特徴を解説

中間マージンのイメージ

中間マージンは、外壁塗装工事の費用を高くしてしまう原因の一つとなります。

工事には大きなお金がかかるので、できるだけ出費を抑えたいものです。

ということで、今回は外壁塗装における中間マージンについて紹介していきます。工事比喩の削減を考えている方はぜひ参考にしてください!

中間マージンとは

外壁塗装における中間マージンとは、仲介手数料、紹介料のことをいます。

外壁塗装工事は、一つの業者に工事依頼すると、複数業者が工事にかかわることになります。その理由は、塗装業界の構造にあります。

外壁塗装工事の契約を獲得した会社が元請けとなり、下請け(職人)へ仕事を流します。この流れの中で、元請けの利益を確保するために中間マージンが発生します。

元請け「契約取ったよ。現場紹介するから、工事費用のうち3割はうちがもらうから。」

下請け「かしこまりました。残りの費用で工事します。」

といったように、元請けが持っていく3割が中間マージンとなります。実際は利益を確保するためのお金ですが、表向きは仲介手数料となっているというわけです。

なんとなく中間マージンについておわかりいただけましたか?次で、中間マージン発生の仕組みについて詳しく紹介します。

中間マージンが発生する仕組み

中間マージンは仲介手数料ということがわかりましたが、どのように中間マージンが発生するのか、図を交えて紹介していきます。

中間マージン発生の図

ご覧ように、仲介業者が多く関わると中間マージンは多くなります。反対に、下請け業者が少ないと中間マージンは少しで済みます。

中間マージンは工事依頼者が負担することになりますので、塗装工事を安く済ませたいという方は、なるべく下請け業者を介さない塗装業者に工事の依頼をしましょう。

大手業者になればなるほど、下請け業者の数が増えます。その分中間マージンを多く支払うことになるのです。そのため、大手業者に工事の依頼をすると費用が高くなる傾向にあります。

仲介業者が多ければ中間マージンも多くなる

図でも紹介していますが、仲介業者(下請け業者)が多くなればなるほど中間マージンの金額が増えます。その分塗装工事費用が高くなってしまいます。

外壁塗装業界は、元請けが契約を取ってきて、職人を抱える下請け業者に流すという体質を持っています。

職人さんは、塗装技術が高く、元請け業者は営業スキルが高い。お互いに利益を生むために良い関係を保っているといえるのです。

職人さんを多く抱える下請け業者は、元請けのような営業スキルがない分、仕事を取ってくるのを元請けに任せているという考え方もできます。

これを考えると、中間マージンがかかってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

中間マージンは大手業者に多い

中間マージンの仕組みを紹介してきましたが、簡単に言うと、大手業者になればなるほど下請け業者の数は増え、中間マージンが多く必要になります。

業界の大手業者に工事依頼をする場合、下請け業者として2、3社は関わることになります。直接、実際に工事をおこなう下請け業者に仕事が回ればラッキーといった感じです。

大きな業者になれば、契約件数は多いです。そのため間に入る業者は多くなってしまうのです。中間マージンについて理解していないと、あなたが工事をする際に必要以上に工事費用を支払うことになってしまいます。

安心の印?

中間マージンは、工事費用が高くなってしまうという面を持っていますが、お金を多く払っている分安心を変えるという考えもできます。

事実、大きな会社のほうが工事のアフターフォローや保証が整っています

そのため、多くお金を支払ってでも大手業者に工事依頼する方も多いです。外壁塗装は施工不良や手抜き工事が多い業界です。リスクを軽減するためにお金を支払うという考えもあるのです。

ただ、工事費用は小さな塗装業者に比べ高くなってしまうので覚えておきましょう。

中間マージンは工事費用を圧迫する

中間マージンが発生することで、工事費用が全体的に高くなってしまう傾向にあります。よって予算を決めている高にとって、中間マージンが多いと施工費に回る額が少なくなってしまうのです。

それでは予算100万円で塗装工事をする際の、中間マージンによる施工費用の圧迫具合を確認しましょう。

内訳
中間マージンなし 施工費用100万円
仲介業者1社 施工費用70万円+中間マージン30万円
仲介業者2社 施工費用40万円+中間マージン30万円+中間マージン30万円

以上のように、関与する会社が多ければ多いほど中間マージンがとられてしまい、施工に当てられる費用が圧迫されてしまいます。

100万円で使えたはずが、仲介業者が2社いるだけで施工費用が少なくなってしまうのはもったいないですよね。

施工費用が少なくなってしまうと、使用する塗料のグレードなども限られてしまいます。塗料グレードが低いと塗装の耐用年数も短くなってしまうので注意しましょう。

思った以上に中間マージンを払っていることも

中間マージンの額には明確な規定がないので、実際にいくら中間マージンとして支払うことになるのか決まっていません。

中間マージンの額を知りたい方は、工事を依頼する業者に聞いてみましょう。また、見積書に詳細が記入されていない場合もきちんと確認しましょう。

工事費用を圧迫することになるので、中間マージンについての説明はあるのですが、中には説明なしに中間マージンを取っている業者もいます。

中間マージンは、工事の完成度や業者判断の材料にもなります。契約前にきちんと確認しておきましょう。

下請け業者には直接依頼できない

「中間マージンがかかってしまうなら、最初から下請け業者に工事依頼をすればいいんじゃ…」と考える方もいると思います

しかし、残念なことに下請け業者に直接工事依頼をすることはできないのです。

お金を少しでも抑えようと思った方にとっては気の毒ですが、業界の暗黙の了解でできなくなっているのです。

大手業者が仕事を振ってくれているから、仕事・会社として成り立っているという部分は少なからずあります。なので会社が潤ってきたから自分たちでも契約を増やしていこうというのはできません。それをやってしまうと、もう大手業者からは仕事を紹介してもらえなくなってしまうからです。

中間マージンを発生させないために

それでは、中間マージンをなるべく抑えるにはどうすればいいのでしょうか。

答えは単純で、仲介業者を挟まない塗装業者に工事依頼をすればいいのです。

それでは、仲介業者を挟まない塗装業者とは何でしょうか。

地元業者に工事を依頼する

仲介業者を挟まない・少ない塗装業者は、地元業者です。地元業者は、地域密着なので地域の方からの契約を取りやすい傾向にあります。また、地元業者は契約から施工まで自社で行うことが多いです。そのため中間マージンがかからないのです。

単純に予算のほとんどを施工費用に充てることができるのです。そのため、グレードの高い工事を期待できます。

また、地元業者は、悪い噂が立ってしまうと地域での仕事がやりづらくなってしまうので対応もしっかりしています。保証もきちんと整えている業者が多いので安心です。

塗装工事では、業者の規模ではなく、信頼できる業者であるかどうかが重要になってきます。そういった意味で、地元業者は中間マージンもかからず安心して工事を任せることができますよ。

地域密着の塗装業者について詳しくはこちらをご覧ください!

外壁塗装工事は、地元業者と大手業者のどちらに頼むべきか、メリットとデメリットとともに紹介しています。業者選びで悩んでいる方は参考にしてください。

職人を抱えている業者に依頼する

地元業者でも、少し規模が大きくなると地元の職人に仕事を探すということもあります。そうすると中間マージンが発生してしまいます。

それが嫌だという方は、職人を抱えている業者に工事の依頼をしましょう。完全自社施工の業者を探してみると中間マージンはかかりません。どこにも仕事を流しませんからね。

費用を抑えたいという方は、自社施工の業者も検討に入れてみてください。

外壁塗装は地元業者がおすすめ

外壁塗装業界は、中間マージンがかかってしまう業界です。しかし、地元業者であれば中間マージンを節約できるのでおすすめです。

地元の小さな塗装業者は、サービス内容に不安がある方も安心です。地元業者は地域に密着しているので、一つの悪い評判が大きなダメージを与えることにつながります。それを考えると地元業者だからこそ、いい対応を期待できるのではないでしょうか。

これから外壁塗装を考えている方は、中間マージンも業者選びの基準にしてみてくださいね!

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