ベランダ・バルコニーに防水塗装は必要?劣化の原因とは!

バルコニーの画像

あなたの家のベランダ・バルコニーにはひびや歪みがありませんか?

この小さな劣化が大きな被害を生み出してしまうかもしれないのです!

ここではベランダとバルコニーの劣化やその補修塗装について紹介していくので、困っている方や気になる方は参考にしてください!

ベランダの補修工事は必ず必要?

ベランダ・バルコニーは、戸建て・アパート・マンションに関わらず設置されている建物は多いですよね。そんなベランダですが、時間が経つとともに劣化していって雨漏りしてしまうことがあるのです。

この雨漏りは小さな劣化現象を放置してしまったことによるものと考えられます。それゆえベランダの劣化がみられたらすぐに塗装や補修工事をおこなうことをおすすめします。この劣化を放置し続けてしまうとちょっとの工事で済むはずのものが大きな工事を必要としてしまうことがあるので、劣化がみられたらすぐに対策をとりましょう。

ベランダとバルコニーの違いは屋根があるかどうか!

「ベランダ・バルコニー」と表現していますが、そもそも同じようなものなのか、違いはなんなのかと疑問に感じる方もいると思いますので先に2つの違いについて紹介していきます。

種類 紹介
ベランダ 建物から張り出した部分のことをいうのですが、ベランダにはその張り出し部分に屋根があるという特徴があります。ちなみに和風の家ではこの部分を縁側とよびますよね。
バルコニー バルコニーは張り出し部分に屋根がないというのが特徴です。バルコニーはベランダに比べて日差しがあたりやすいです。
テラス テラスは屋根のない広いスペースのことを言います。よくカフェなどに「テラス席」がありますよね。あのようなイメージで、テラスには広いという特徴があります。広いのがテラス、狭いのがバルコニーです。

張り出し部分に屋根があるかどうかが区別のポイントになります。もし今まで知らなかったという方はぜひ覚えておいてくださいね!

次にベランダ・バルコニーの主な劣化症状とその修理にかかる費用について紹介していきます。

ベランダの劣化状況と補修にかかる費用

症状 危険度 補修費用 説明
ひび割れ(小) 50,000~10,000円 ひび割れは放置してしまうと水溜まりや雨漏りの原因となります。
ひび割れ(大) 100,000~200,000円 大きなひび割れは早めの補修が必要になります。さきにも言ったように雨漏りの原因となってしまう事があるので注意しましょう。
塗装の剥がれ 40,000~80,000円 剥がれがあると水が構造に侵入してしまうので、劣化が進行してしまいます。早めに防水塗装や張替えをおこなうことが必要になります。
水溜まりができてしまう 50,000~100,000円 ゆがみや勾配不足で水が溜まってしまいます。水がうまくはけないとベランダ・バルコニーの劣化に繋がってしまいます。
雨染み・雨漏り 100,000~200,000円 ここまできてしまうとかなり劣化が進んでしまっていると考えましょう。早急な補修が必要です。

費用は軽い劣化なら40,000円から補修することができるのでこの段階で補修しておきたいですね。そのまま放置してしまうと100,000~200,000円かかってしまう工事が必要になってしまいます。

ご自身の家のベランダ・バルコニーの劣化症状を見て確かめてみてくださいね。

次では劣化症状についてより詳しく紹介・説明していきます。

ひび割れ

ベランダにひび割れを見つけた場合はその大きさに関わらず、まずは家を建てた建築会社に連絡を入れましょう。保証期間内である場合があるので、もしそうであれば無償もしくは低価格で補修工事をしてくれますよ!

トップコートという、防水塗装の上に塗られている塗料があるのですが、ここにできてしまうヒビは施工ミスの場合が多いようです。ただ、建築から何年も経過している場合は経年劣化ということもあるので、施工ミスを疑うのは早期のひび割れのみにしましょう。

ベランダ自体のひび割れが起きてしまうと塗装のほかにも必要な工程が増えてしまうので少し費用が高くなってしまいます。度の部分にひび割れが起きているのか判断することも必要です。

塗装の剥がれ

塗料の剥がれは、どの層で剥がれが起きてしまっているのかによって工事費用が大きく変わります。先にいったようなトップコートの剥がれである場合は4万円ほどの費用で済むのですが、より内側からの剥がれになってしまうとその層からすべて塗り直しということになるので費用は割高になります。

また、トップコートのみの剥がれはホームセンターなどの塗料を使って自分で直しても良いかもしれません。そうすると費用は数千円に押さえることができますよ!

水たまりができてしまう

水溜まりができてしまう場合は、施工会社のミスである可能性があるので、施工をおこなった業者に連絡しましょう。同じように保証期間であれば無償・割安で補修ができます。

ベランダの水溜まりは勾配がうまくついていないことや、歪みが原因として考えられます。歪みは経年劣化によるものも考えられるのでその劣化が早期のものか、時間の経過によるものかしっかり判断しましょう。

そのほか補修が必要な劣化症状

  • 目地に雑草が生える
  • 排水溝がゴミや砂で詰まる
  • コンクリート・タイル部分にひび割れ

以上のような症状がある場合も補修が必要になることがありますのでチェックしてみてくださいね。

防水塗装の工事費用

ベランダ・バルコニーの防水塗装には4つの工法があります。

工事方法 費用相場/㎡ 耐久度
ウレタン防水 2,500~3,000円 10~13年
FRP防水 3,000~6,000円 10~13年
シート防水 2,000~7,500円 12~15年
アスファルト防水 5,000~9,000円 15~20年

以上が防水塗装の種類と費用になります。耐久年数は比較的長くなっていますが、よくベランダやバルコニーに出る方や頻繁に使用する方の場合はもう少し耐久年数が短くなると考えましょう。

防水塗装は劣化を防ぐ

ベランダ・バルコニーのように建物の外にあるものは、外的要因により常に何かのダメージを受けています。その外的要因の中で厄介なのが水なのです。

水は主に雨ということになりますが、この雨は汚れを多く含んでいると酸性を含んだ雨となり、コンクリートのような固いものでさえ徐々に溶かしていってしまうという恐さがあります。それゆえ、塗装でカバーしているベランダなどは時間が経つにつれ雨の影響をうけ劣化してしまうのです。その先にひび割れや塗膜の剥がなどが見られるようになります。

4種の防水塗装のについて詳しく紹介!

先に紹介した4つの防水塗装についてここからはより詳しく紹介していきます。それぞれの塗装の持つメリット・デメリットを挙げながら説明するので参考にしてくださいね!

ウレタン防水

ウレタン塗料はベランダの防水塗装の中でもっともリーズナブルなものになります。ウレタン塗料を塗ることによって防水層を形成することができます。

メリット

  • 費用を安く抑えることができる
  • 早く乾くという特徴があるので時間の節約になる
  • つなぎ目のないきれいな防水層を作り上げることができる
  • ベランダ・バルコニー・テラス・屋上とどのような場所に対応
  • 重ね塗りによって防水層強化できる

デメリット

  • 経年劣化でひび割れを起こしてしまう
  • 費用が安いので耐久年数は比較的短い

FRP防水

FRPとはFiberglass Reinforced plasticsの略で、繊維強化プラスチックのことです。ガラス繊維などで強度を高めているので船や車など強い防水性が必要な部分に使用できる塗料です。

このFRP塗料は防水のほかに耐熱・耐食・耐候性を持っています。このようにざまざまな特性を持っているのがFRP防水となります。

メリット

  • 耐熱・耐食・耐候・高強度という特徴がある
  • 防水層の上を歩くことができる
  • 塗装後1~2時間で乾く
  • 軽量なのでベランダへの負担が少ない
  • 密着性が高い
  • 耐摩耗性にすぐれている
  • カラーバリエーションが豊富

デメリット

  • 紫外線に弱くひび割れを起こしやすい
  • 伸縮性のない木造・鉄の下地実は不向き
  • 塗装中の化学反応によるニオイがきつい
  • 伸縮性に欠けるのでひび割れにつながりやすい
  • 定期的な塗り替えが必要

シート防水

防水シートとしてベランダ・バルコニーなどの下地に張る事で防水がおこなえる工事方法です。シートヲ春作業なので工事時間が短いのが魅力です。このシート防水には、ゴムシート防水塩化ビニルシート防水の2種類があります。

ゴムシート防水のメリット

  • 伸縮性に優れているので揺れや衝撃に強く、ヒビや亀裂が入りにくい
  • 施工が簡単なので時間・費用を押さえることができる
  • 耐用年数が長い

ゴムシート防水のデメリット

  • シート状の防水材なので凸凹の大きな場所には不向き
  • 塩化ビニルシートに耐候性で劣ってしまう

塩化ビニルシート防水のメリット

  • 耐久性が高く、耐用年数が長い
  • カラーバリエーションが豊富で、模様などのデザインも豊富
  • シートが柔軟性を持っているため工事がしやすい
  • 耐火性があるので燃えにくい
  • 下地に関係なく設置できる
  • シートなので天気に関係なく工事ができるのでスケジュール管理ができる
  • 軽量なので工事がしやすい

塩化ビニルシート防水のデメリット

  • ゴムシートに比べて高価
  • 凸凹の大きな下地には不向き
  • 施工に振動と騒音が伴う
  • 接着剤でくっつかない場合は熱で温めて接着する必要がある

アスファルト防水

アスファルト防水には長い歴史があるので信頼性が高いという特徴があります。アスファルトをしみ込ませる事で防水性を高めます。また、この施工には費用があまりかからないのも魅力です。

メリット

  • 古くからおこなわれている工法なので信頼性が高い
  • 耐用年数がとても長い(15~20年)
  • 工事後に押さえコンクリートを施工できる
  • 施工後すぐに防水機能を発揮

デメリット

  • 低温に弱いのでひびが入りやすい
  • 下地の動きに弱いので動きのある下地には不向き
  • アスファルトを高温で溶かすので火災や火傷のリスクがある
  • 施工時のにおいがとてもきつい(アスファルトコンパウンドのニオイ)
  • 工事費用が高額

ベランダの防水工事期間は2~3日

防水塗料は乾燥しやすいという性質があるので、工事にはそんなに時間を必要としません。ですが、ベランダやバルコニーは狭いですよね。そこで作業や調査などの細かい作業に時間がかかってしまう事もあるので覚えておいてください。

その他、近所への挨拶・足場設置・下地処理などを考えると、30坪の家なら2~3日は工事に必要だと考えましょう。

工事部分  期間
ベランダ・バルコニー 2~3日
屋上や駐車場 週ヶ月かかる可能性あり

ベランダの劣化を放置すると大きな工事が必要になることも

ここまで劣化の症状や工事費用・防水塗装の種類についてみてきました。たとえ小さな劣化症状でもいずれは補修工事が必要になるのです。しかし、正直なところ工事業者をわざわざ探して工事をするのは面倒だと思ってしまうのではないでしょうか。

ですが、ベランダ・バルコニーは雨の影響を強く受け、また洗濯などで人が使用することで劣化が進んでいってしまいます。そのたびに塗装に負担をかけ傷つけてしまっているのです。

このように劣化の補修を放置してしまうと、建物自体に大きな負担をかけてしまう事になり、最終的には大規模な工事が必要二なってしまうかもしれません。そうなってしまうと5~10万円で済むはずだった工事費用が数百万円という単位に膨れ上がってしまうかもしれません。

そうならないために、小さな劣化でも面倒がらずに早めの補修をおこなうことをおすすめします。

ベランダの劣化が気になる方はまず調査しよう!

ベランダの水漏れの原因を調べるために漏水調査というものがあります。これは水道管などから漏水が発生していないか調査するものです。万が一漏水をしてしまっていいた場合は、新たに防水塗装をしたとしてもすぐに塗装がはがれてしまいます。

また、この調査は水道局とつながりのある業者に調査を依頼すると費用が発生してしまう事があるので、塗装業者に言質調査を依頼しましょう。そうすることであなたにとっても業者に取ってもメリットのある調査をおこなうことができますよ!

塗装業者は信頼できる業者に工事を依頼しよう

塗装業者に防水工事を依頼する際は、もちろん丁寧かつ完璧な工事をおこなってもらいたいですよね!塗装の漏れや雑な塗装をされてしまうと、すぐにひび割れや塗装剥がれの原因となってしまいます。この状態になってしますと、再び建物にダメージを与え続けることになってしまうので気を付けましょう。良い業者を見つけることができなければ「劣化→工事→劣化」というような短期間での無限ループに陥ってしまいます。

ベランダ・バルコニーの塗装をする際は必ず信頼のおける業者に工事を依頼するようにしましょう。

工事後に不備を発見したら保証を使おう

万が一塗装業者の工事が終わってすぐに施工の布武が発覚したらすぐにその施工業者に連絡を入れましょう。契約時に保証書を受けとるはずですので、その保証に従ってきちんと不備を直す工事をおこなってもらうようにしましょう。

万が一保証書がない場合は、その業者は悪徳業者というように考えるのが自然です。その際はあきらめて優良業者を探した方が良いですよ!

ここでひとつ注意なのですが、トップコートのみ塗り替えている場合は、そもそも保証がつかないことがほとんどですので覚えておきましょう。

DIYはできるだけ避けよう

「ベランダやバルコニーくらいなら自分で塗装できそうじゃない?」と考えて実践する方もいると思います。防水塗装は簡単そうと感じるかもしれませんが、間違った方法や手順でおこなうと後で雨漏りなどの要に痛い目を見ることになってしまいますのであまりおすすめできません。

どうしても自分で塗装する場合の作業工程

  • 1:洗浄してベランダをきれいに掃除する
  • 2:古い防水塗装はしっかり剥がす
  • 3:洗浄尾後は十分に乾燥時間を設ける
  • 4:下塗りをする
  • 5:防水塗装の中塗りをする
  • 6:防水塗装の上塗りをする

綺麗な塗装になるように一つひとつの作業工程を丁寧におこないましょう。

この工程は外壁の塗装工程ととても似ています。もしよければ外壁塗装の工程について詳しく説名したものがあるので参考にしてください!

外壁塗装工事の一連の流れと、職人さんといい関係を築く方法を紹介しています。工事を気持ちの良いものにするためにぜひ参考にしてくださいね!

ベランダはきれいに保とう

ベランダ・バルコニーはどうしても汚れてしまいますよね。ですが、日頃から少し気を付けるだけできれいに保つことはできます。そうすることでベランダやバルコニーの塗装はより長持ちするようになりますよ!

ベランダ・バルコニーをきれいに保つための秘訣を紹介するので実践してみてくださいね!

  • 植物など、モノを置く際は保護シートを使う
  • こまめに掃除!

たったこれだけでベランダをきれいに保つことができますよ!

ベランダの塗装は業者選びが一番大切

防水塗装は丁寧な塗装ができないと雨漏りの原因になってしまいます。そうなると補修工事をしなくてはなりませんよね。その際工事をできるのは業者しかいいません。すべてを業者に任せることになるので、業者選びの段階が一番重要といっても過言ではないのです。

良い塗装工事をすることで建物へのダメージが少ない、長もちで快適な家を作り上げることができます。それゆえ防水塗装を依頼する業者はあなたが一番信頼できる業者を選びましょう!

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