屋根塗装したいけど保証内容とか期間など何から決めて良いかわからないというあなた!
その気持ちはとても良くわかります。
悪徳業者に騙されたらどうしようなども不安もありますよね。
これから保証の種類や内容、期間、さらに騙されないための注意点など屋根塗装の保証について徹底的に解説していきたいと思います。
もくじ
屋根塗装の保証の種類は何がある?
みなさん屋根塗装の保証といっても大きく2つに分けることが出来ることを知っていましたか?
屋根塗装の保証は
- 自社保証
- 団体・組合保証
の2つに分けることができるのです。
これからこの2つを詳しく解説していきたいと思います。
自社保証とは?
こちらは言葉通り、業者が自社で保証するもので、業者によって保証内容のばらつきが大きいです。
例えば、地域密着型で入念に塗装状況を確認してくれたり、補修が必要かどうかプロの視線で判断してくれる業者もいれば、なにもしてくれない悪質な業者もいます。
ですので自分たちで必ず内容を確認しておくことと保証対象を確認することを怠ってはいけません。
団体・組合保証とは?
屋根塗装業者が加盟している団体や組合の保証制度を私たちが利用できるというものです。
何を言っているのか難しいですが、具体的に屋根塗装業者の会社が倒産した場合に、加盟していた団体や組合からの保証を受けることができます。
ですので別名第三者保証ともいわれています。
この保証のメリットは
- 一定の品質の施工を受けることができる。
- 消費者にとって安心できる制度である。
ということです。
こちらも自ら業者が加入している団体、組合を聞いたりして保証の有無を確認する必要があります。
次に一番重要である保証の範囲について紹介していきたいと思います。
保証の範囲とはどのくらいなの?
保証があると知ってもどのくらいの範囲をカバーしているのかが一番みなさんが知っておくべき事項だと思います。
屋根塗装の保証において
- 保証はどの部分なのか
- 塗装のどのような状態の保証なのか
- 保証期間はどのくらいなのか
この3つはとても重要です。
各塗料の保証期間は?
最近人気な断熱塗料を挙げると、シリコン樹脂塗料は7~8年、フッ素塗料は7~10年、光触媒塗料は7~10年の保証期間が一般的です。
ただし業者によって保証期間にばらつきがあります。
保証の対象外となる場合は?
対象外となる例をいかに挙げときます。
- 自然災害など不可抗力によって生じた不具合
- 家の所有者が、維持管理を行わなかったなど自己責任による不具合
- 工事請負業者以外の作業によって起こった不具合
- 建物の構造上の欠陥による不具合
大体こういうケースの場合は保証を受けることができません。
後で知らなかったため保証が受けられないという事態を回避するために業者に屋根塗装後の保証内容や保証の対象外になる事象をきちんと説明してもらうことが大事だと思います。
保証の注意点とは?
屋根保証の依頼を業者にするときに10年保証をつけるといわれたことがある人もいると思います。
こういわれたときは必ず注意してください。
先程塗料の保証期間は7~10年と言われています。
ですので10年保証をつけるということは、丁度塗り替えの時期に保証をつかって無料で塗替えができるということです。
また、屋根に絞らずに外壁全部を一気に塗装していた場合、屋根、外壁すべてを無料で塗替えなければいけません。
すると足場を利用した塗装が必要なため、塗装費と足場の費用の約50万円の費用を業者が負担しなければならなく、業者はほぼ確実に倒産します。
よって10年保証は業者にとってほぼ不可能なことであるので、何か裏があると疑ったほうが良いです。
10年保証と業者はなんでいうの?
こういうことを言う業者は
- 無料で直す気がない
- 10年後には倒産する予定である。
この2つの可能性が高いです。
先程述べたように、保証内容に対象外の事例があったり、一部の塗装のやり直しは無料だが広範囲の場合は有料などさまざまなケースがあります。
ですので業者に以上のことを確認しておくと安心です。
もし倒産したらどういう保証が受けられるの?
上記で団体・組合保証があるといいましたが、実際にどういうものがあるのか1つ例を挙げて紹介していきたいと思います。
建築産業専門団体連動会
保証内容は屋根などの外壁とその周りなど幅広い対象です。
保証期間は開始日から10年となります。
マスチック事業協同組合など他にもいろいろありますので、屋根塗装をするにあたって、自分にあった内容の組合や団体なのかを調べてみてはいかがですか。
最後に
保証内容は塗装業者によってさまざまで、なかには「10年保証」などの保証を謳って近づいてくる悪徳業者も混じっていたりします。
ですが、私たち素人が悪徳な業者なのか信頼に値する業者なのか見分けるのは極めて難しいと思います。
そこで塗装の保証に詳しい専門家と相談して一緒に決めるのが、自分が納得できる塗装に一番近づける方法だと思います。